今年最後の音楽  井上陽水「結詞」

2012.12.31の2

今朝の「今日の音楽」とは別に、「今年最後の音楽」ということで、井上陽水「結詞」。

1976年のアルバム『招待状のないショー』に収められている。
アルバムの最初に同じ曲の短いヴァージョン「枕詞」があり、
アルバムの最後にこの「結詞」が置かれている。
「枕詞」のほうはその後あまりとりあげられないが、
この長いヴァージョンの「結詞」だけが独立して歌われることがある。

ぼくのなかでもこの年(1976年)は思い出の多い年。
おそらく今年2012年もいろんな意味で思い出の多い年になったかもしれない。
そんな思いを込めて、「結び」「千秋楽」の一番に。
ちなみに、「千秋楽」というのは、相撲や歌舞伎などでよく使われるが、
語源は、雅楽を演奏する際、1日の最後の曲に祝言の意味から
必ず「千秋楽」を演奏したということからきているといわれる。
行く年の終わりを祝して。

http://www.youtube.com/watch?v=NYnVgk1xlZQ