菊地成孔「恋の面影」「Isfahan」「Rosinha」

2012.12.26

「恋の面影」
「Isfahan」
「Rosinha」

今日の音楽は、ジャズミュージシャン、菊地成孔(きくち・なるよし/1963.6.14-)の演奏を。
菊地成孔は、ジャズサックス奏者、ボーカリスト、作曲家でもあると同時に、
『スペインの宇宙食』『服は何故音楽を必要とするのか?』
『ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本』、
『東京大学のアルバート・アイラー-東大ジャズ講義録』
『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究』(大谷能生との共著)などの
著作等でも多彩な活躍を続けている。
兄は作家の菊地秀行。

この菊地成孔の音楽をよく聴いたり著作を読んだりするようになったのは、ここ5年ほどのこと。
それまではよく知らなかったが、ジャズの歴史や特にマイルス・デイヴィスについての著作を知ってから
、スゴイ人がいると思って、注目するようになっている。

とはいえ、話しているのをきくと、すこしばかり病的な感じさえする軽い感じ。
太陽が双子座の生まれだけれど、それが妙にぴったりしているようなノリ。
でも、そのノリがあるからここまでやれるんだなあとも思う。

このアルバムをベースにした、ライヴを数年前に聴いたことがある
「花と水」(菊地成孔(サックス)/南博(ピアノ)/2009)からご紹介しようと思ったのだけれど、
データがなくなっているようなので、代わりに、
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの
「南米のエリザベス・テイラー」 (2005)から「恋の面影」。
菊地成孔の甘いヴォーカルも聞くことができる。

http://www.youtube.com/watch?v=Jc5vTtFDmYQ

続いて、「Isfahan」(「Naruyoshi Kikuchi Quintet Live Dub」より)

http://www.youtube.com/watch?v=ArExJ0eB9EI

そして、naomi & goro with 菊地成孔によるボサノヴァのアルバム『calendula』より、「Rosinha」。
なかなかいかしている。

http://www.youtube.com/watch?v=CSm4Ql9rlns