アファナシエフ「ショパン:ノクターン「スクリアビン:プレリュード」

2012.11.9

アファナシエフ
ショパン:ノクターン(夜想曲)第1番変ロ短調Op.9-1
スクリアビン:プレリュード、Preludes,op,11 no 2,4,10

今日の音楽は、久しぶりに今朝出勤のときに聴いていた
ワレリー・アファナシエフ(Valery Afanassiev)の演奏を。
ほんとうは、バッハ、ベートーヴェン、シューベルトあたりがいいのだけれど、
長さなどちょうどいい演奏が見つからなかったので、
今回は、ショパンのノクターン(夜想曲)第1番変ロ短調Op.9-1を。

アファナシエフの演奏は、決してオーソドックスな演奏とはいえない、
とてもゆっくりした独特な演奏ですが、
ぼくはこのアファナシエフの演奏がとても気に入っています。

アファナシエフは、1947年モスクワ生まれ。
73年モスクワ音楽院を卒業後、74年ベルギーに亡命。現在は、フランスに在住。
オーケストラの指揮者としても活躍しているほか、
作曲家としても、また小説や詩、評論なども書いていて、
さすがに小説の翻訳はないものの、『天空の沈黙―音楽とは何か』、
『音楽と文学の間―ドッペルゲンガーの鏡像』といったエッセイ・評論や
詩集『乾いた沈黙―ヴァレリー・アファナシエフ詩集』などの翻訳もある。
先ほどわかったのだけれど、『ピアニストのノート』 (講談社選書メチエ) も
この12月にでるようです。

http://www.youtube.com/watch?v=MWaiFCGT-kc&feature=related

アファナシエフの演奏をほう一曲。
ショパンに近い作曲家スクリアビンのプレリュード、Preludes,op,11 no 2,4,10を。
スクリアビンの神秘的な感じの曲、好きでよく聴きます。
この曲はとくに気に入ってます。

http://www.youtube.com/watch?v=orko912eOLs&feature=relmfu