ニーノ・ロータ『太陽がいっぱい』『ゴッドファーザー』

2012.11.4

ーノ・ロータ
『太陽がいっぱい』
『ゴッドファーザー』
『ロミオとジュリエット』

今日の音楽は、日曜日ということで、
深まる秋のなかでずいぶん寒くなってきたのもあり、むしろ日=「太陽」がほしいと、
映画音楽から、ニーノ・ロータの『太陽がいっぱい』。

ニーノ・ロータは、イタリアの作曲家。
映画音楽の作曲家のイメージが強いが、本来はクラシックの作曲家。
ニーノ・ロータは「映画音楽は趣味にすぎない」といっていたそうだが、
趣味でこれだけできれば十二分。

1970年代の初め頃、映画音楽にはまっていた時期がある。
そのなかでも、このニーノ・ロータとフランシス・レイは特別だった。
どうしてこんなに美しいメロディーがつくれるのだろう・・・と。
今でも思うけれど、1960年代の終わり頃から1970年代にかけて
つくられた曲のメロディーのなんと美しいこと。

『太陽がいっぱい』は、1960年、フランスとイタリアの合作映画。
主演は、もちろんアラン・ドロン。監督はルネ・クレマン。

http://www.youtube.com/watch?v=OvlUvnMXL7E

ニーノ・ロータの担当した映画音楽には、素晴らしい曲がたくさんある。
これも、超がつくほどの名曲。
映画『ゴッドファーザー』のテーマ音楽。
『ゴッドファーザー』は、1972年に公開されたアメリカ映画。いわゆる、ギャング映画。
監督は、フランシス・フォード・コッポラ。
主演は、マーロン・ブランド。
その後、シリーズ化されPART3まで。

http://www.youtube.com/watch?v=14Phpk-8OJY

個人的にいちばん印象に残っているニーノ・ロータの映画音楽といえば、
『ロミオとジュリエット』。
1968年に公開されたイギリスとイタリアの合作映画。
監督は、フランコ・ゼフィレッリ。
主演は、レナード・ホワイティングとオリヴィア・ハッセー。

あまりにも美しいメロディーとWhat is a youth?・・・と歌われる歌詞が忘れられない。
サウンドトラックのレコードも買った。
ろくに英語のわからない頃だったが、
・・・and palm to palm is holy palmers'kiss・・・とかいうセリフなども覚えてしまった。
この映画のおかげでずいぶん中学生の頃、辞書を引き引き、英語のセリフも覚えた。
ちょっと長いけれど、映画のシーンも観られるので。
美しすぎてなんだか涙がでてきます。
英語の字幕もあるので、歌もセリフも楽しめます。

http://www.youtube.com/watch?v=EuVu9bb0gHQ&feature=fvwrel