サディスティックミカバンド『タイムマシン』・原田真二『タイムトラベル』

2012.11.3

 サディスティックミカバンド『タイムマシン』
原田真二『タイムトラベル』
CHARA『タイムマシーン』

今日の音楽は、「時間」について考えていたことから、
テーマを「タイムマシン」にしてみました。
「タイムマシン」といえば、なんといってもぼくにとってはまず、
サディスティックミカバンド(加藤和彦)の『タイムマシンにおねがい』。

ほんとうは、最初のサディスティックミカバンドの演奏
(ボーカル:加藤ミカ/1974)にしたかったけれど、
見つからなかったので、2006年に再々結成された、
木村カエラをボーカルに迎えた演奏を。
このときのほかのメンバーは、高中正義、小原礼、高橋幸宏。
おじさんたちに混じって、木村カエラもなかなかカッコイイ。
メンバーの表情も味わえる映像があったのでそれで。

加藤和彦は、2009年に自殺してしまったが、いい曲がたくさんある。
最晩年に活動した、アルフィーの坂崎幸之助とのユニット
「和幸(かずこう)」のアルバムもとても楽しかった。残念。

http://www.youtube.com/watch?v=DCWSwOn3L90&feature=related

原田真二の『タイムトラベル』(1978)も忘れられない。
歌詞は、松本隆。これを最初に聴いたとき、あまりによくできているのに驚いた。
映画のシーンが次々に目の前で浮かぶようなイメージ。
その後の原田真二もそれなりの活動をしていて、クオリティは高くなっているけれど、
この原田真二という人はこの時点でほとんど完成されてしまっている感じがする。
いわば早熟。

http://www.youtube.com/watch?v=PrHAaO1vtsc

もう一曲、今度は、ドラマチックなタイムマシンではなくて、
感情部分で表現されているタイムマシンの歌。CHARAの『タイムマシーン』(1997)。
浅野忠信も映像にでています。
しかし、浅野忠信とは2009年に離婚。
「時代はもどらないよね」「タイムマシーンはこない」・・・
といった歌詞がちょっとせつなく響く。

http://www.youtube.com/watch?v=-R5JTfVI_88