石は語る

「銅ケ丸鉱山跡」

島根県川本町 2003.11.01)

11月1日、は、島根県桜江町の「小さな自然館」の反田さんの案内で、
銅ケ丸鉱山跡にyuccaと再チャレンジ。
(10月19日に出かけたときは、案内なしだったので現場がわからず引き返すことに)
 
前回は道を間違えていたのだとあらためて気づく。
この銅ケ丸鉱山跡はやはり案内がないとわかりにくいし
沢を渡り崩れかけた山道を辿りズリを登っていく、というハードな行程だったが、
反田さんの親切な案内で無事、鉱山跡に行き、
閃亜鉛鉱、黄鉄鉱や真緑の珪孔雀石、孔雀石、そして
まるで岩壁に咲いているようなブルーの胆礬(たんばん/硫酸銅)など、
数々の美しいサンプルを採取することができた。
(しかし、帰り道のリュックの重いこと、重いこと)
 
途中、滝が流れている岩壁が一面緑になっている
不思議な光景を眼にすることができ、
そこで反田さんの化学実験授業?も受けることができた。
そこにころがっている真緑の珪孔雀石を希塩酸に溶かし
使い古しのカッターナイフ(鉄釘などでもOK)をつけると
そこに銅メッキができてくる。
この珪孔雀石が銅の二次鉱物であることがこれで実際にわかる。

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