管啓次郎『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』

2012.10.16

雑誌『風の旅人』復刊
管啓次郎『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』

雑誌『風の旅人』が12月に復刊されると聞いた。
先日、coyoteも再刊されたので、ダブルでうれしい。
これだけクオリティの高い雑誌もなかなか見つからないので・・・。

http://www.facebook.com/kazetabi

そのFacebookを見ると、
管啓次郎さんにも執筆をお願いしているとのこと。
うれしい。
ぼくは旅の人ではないけれど、
管啓次郎さんの旅の感覚にはとても共感を覚えるところが多い。

旅というと、ブルース・チャトウィン。
ブルース・チャトウィンというと、『パタゴニア』、
そして『ソングライン』だけど、
先日その「自選短編集」の『どうして僕はこんなところに』 が
はじめて文庫化されていた。

文庫になるくらいだから、読者層も少し拡がったのだろう。

さて、管啓次郎さんの著書も最近何冊か文庫化(河出文庫)されている。
『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』。
旅をあまりしない者にとっては、
旅のポエジーを味わう得難い言葉が満載されていてうれしい。