栗山英樹『覚悟 理論派新人監督は、なぜ理論を捨てたのか』

2012.10.2

ダルビッシュがいないというだけで、
優勝できると予想した野球関係者はほとんどいなかったが、
日本ハムファイターズがパリーグ優勝した。
ファイターズファンとして、素直にうれしいが、
今日の時点で現在2位の西武が敗れた優勝なので、少し残念。

なぜか日本ハムファイターズのファンである。
ファンになったのは、yuccaの影響。
それまでスポーツチームの応援などほとんどしたことがなかったし、
勝ち負けに興味もなかったが、ファンなるものをしてみると、なかなか良い。
というか、個々のスポーツ選手について知ることもできるし、
ファン心理についてもそれなりの理解が得られる。
世の中は、こうした勝ち負けに一喜一憂することで、
浮き世を生き抜いているのである。
勝ち負けはそれなりにそれなりの仕方で機能する。
しかし、日本ハムファイターズの球団の運営やそれぞれの選手には、
なかなか好感が持てる。
今年から監督になった栗山英樹も、なかなか

10月10日に、その著書
『覚悟 理論派新人監督は、なぜ理論を捨てたのか』がでるらしい。
20年間現場から離れていきなり監督になった栗山英樹。
ファンとして、ぜひ読んでみたいと思っている。
内容はまだわからないが、タイトルから察するに、
理論派が理論を超えたところで采配するというのは、なかなか深そうだ。
世の中、考える前に走ってしまう人と
理論に縛られて身動きとれなくなっている人のほうが多いから。