アレクサンダー・フォン・フンボルトの『自然の諸相: 熱帯自然の絵画的記述』

2012.8.26

アレクサンダー・フォン・フンボルトの
『自然の諸相: 熱帯自然の絵画的記述』(ちくま学芸文庫)

昨夜から早朝かけて、能勢伊勢雄さんのやっている岡山遊会に初参加してきました。
テキストは、本ではほとんど知られていないが、
人文的自然科学自然科学を成立させた
アレクサンダー・フォン・フンボルトの『自然の諸相: 熱帯自然の絵画的記述』。
ゲーテと親交していたこともあって、話はゲーテをさまざまに絡ませながら進行。
大変勉強になった。

このフンボルトの本は、今年2月に出てから読みかけのままになっていたので、
ちょうどタイムリーでした。
読書会とかいうのは好きでないのですが、
能瀬さんのいろんなネタが聴けるのは、なかなか面白かったです。
参加者の数名は、能瀬さんの指導している若手写真家集団フェノメナの面々で、
能瀬さんのそのフェノメナの方々への「思い」も伝わってくる
コンセプチュアルな話も多くて、なかなか感動的だったりもしました。
ぼくももととも松岡正剛さんの影響を多分に受けているので、
関心領域が近いというのもうれしかったですね。