シロギス竿の話 (2004/03/02)

管理人
OKAZUさん、キス竿ですが、先調子なんだけど自然に胴に乗るような感じですかね。ルアーロッドみたいな感じではないですよ。オモリ15号下げたら先だけおじぎする感じです。メーカー品が色々出てますが、どうかな〜、S社なら幻波0号とかベイゲーム、D社ならアナリスター(ちょっと硬い気もしましたが)、サクラならカーボン黒潮0号175(DB+Sガイドのがいいですね)、ティファの竿はちょっと高いですが印象は良いです。後はアルファタックルも何種類かありますね。もちろん私は竹竿メインなのでこれらは使ったこと無くて、店で触ってみただけなんですけど。ひとつの目安にしてみてください。後は実際に手に持ってみて気に入ったものでしょうね。もし横浜に出られることがありましたらサンスイに寄ってみては?品揃えは豊富ですし安いですよ。店長か店員Mさんが居ればシロギス釣り詳しいから相談してみたらどうでしょう?

OKAZUさん
ベイゲームどこも、沢山ありました。で、念入りに触ってみました。了解しました。アナリスターも触りましたが仰るように、堅いですね。また、名人の解説も聞いてみます。

シロギスさん
AKMさんが持ってたのでまた触ってみました。「固定力と操作性がアップしたスクリューシート採用」ってHPには書いてありました。しかし、実際私は異様に太さを感じましたし、微妙なアタリを鈍く、強いアタリも吸収して伝えるのではないかと思います。要するに竿(手元)そのものに分厚いカバーがしてあるので、竿そのものを直接握る単純なリールシートのほうが絶対にアタリの感度が良いと思うのです。特に私は人さし指を立てて竿にそえて握ることも多いので、手で感じる微妙な感覚(竿先にはっきりでないようなアタリや底のかたさ)は大事です。

管理人
シロギスさん>なるほど、それはあるかもしれませんね。アナリスターは使ったこと無いのですが、他のスクリュー式のものならあります。和竿と比べると手元に伝わる感度が落ちると思うのですが、そういう構造の違いもあるんでしょうね。確かサクラのカタログの文言だったかで「感度重視でブランクスに直接リールシートを装着」のような説明付きの竿があったような気がします。やっぱり細かいところ分かってるな〜て感じですね。本体の素材でS社のファインクリスタルカーボンっていう幻波やベイゲームに使われてる素材がありますが、あれは良く曲がるので割と好きなんですが、手に伝わる感度を優先すると今ひとつだと思いますよ。

ぎんぎすさん
シロギスさん、リールシート周りのゴタゴタしてるのは嫌ですよね。小物釣りで1番大切な手元で感じる感覚が損なわれますからね。そもそも私が和竿を使うようになったのは市販の竿でなかなかいいものがなかったからなんです。でもシロギスさんのアルファの竿はいいですよね。胴の張り、穂先の柔らかさもGOOD!
管理人さん、アナリスターキス今日釣具屋で見てきました。穂先のカバー(保護材のようなスポンジ)をはずすのが怖くて調子見れませんでした(笑)でも軽いですねー。釣り竿持ってるような気がしませんでした。

KOBIさん
シロギスさん、管理人さん、スクリュー式のシートのグリップ部って、当然太くなっちゃいますよね。私の場合、カワハギではこの太いトリガーのグリップに慣れちゃっているんで、LXのような竿を直接握るグリップ部だと、反対に細く感じてしまって、握りの安定性が多少不安になっちゃうことがありますね。ただ、私はやったことがありませんが、ペンシルホールドの場合は、やっぱり太いグリップ部は違和感あるのでしょうね。
感度は竿を直接握るグリップの方が良さそうに思えるけど、実際はどのくらい差異があるんでしょうか?・・・私もスクリュー式グリップのシロギス竿を1本持っているのですが、この竿は使用オモリが20号以上の場合に使っている竿だし、比較したことありません。現時点では、そこまでは気にしていないってところですね。
ちょっと話は逸れてしまいますが、私のカワハギ釣りでは、使用竿はRV−Sと軟調子のM社の竿のどちらかを使うことが多いのですが、ここ1、2年の顕著な傾向として、RVを使うと結果が悪いんですよ。これは、RVは感度が良すぎて、アタリに対する反応が速すぎるからなのではないかと思っています。本アタリが出るまで待っているつもりでも、前アタリとかの後に微妙に体が動いてしまって、この動きが魚に伝わり、結果、魚が違和感を感じて警戒するので、安心してエサを食い込まない、だから、本アタリに至らなかったり、バラシが多くなったりするのではないか等と想像しています。穂先が軟調子の竿の場合は、感度の鈍さが幸いして、魚に安心感を与え、餌を十分に食わせられるので、結果、本アタリも多く出るし、バラシも少なくなるような気がしてます。(なんだか、当たり前のことだけど)
私の釣り方では、軟調子の方が合っているということなんでしょうね。RVとM社竿では、釣っていて、疲れ方が違いますもんね。RVは神経使いすぎて、疲れちゃいます(笑)。

OKAZUさん
皆様、参考になりました。わかるわかるシートの違い・・・私のような若輩者でも分かるような気がします。それだけでも参考にさせて頂きます。SHOPで持って試すと、スクリューは太くてグリップ感いいですよね。でも、アタリは竿そのものが手に触れた方が良い。そ〜か〜ってな感じで読んでおりました。有難うございました。

管理人
グリップは確かにリールシート直付けの方が相対的には感度が良いと思いますが、感度は全体のバランスで変ってくるから一部分だけを見て一概には言えないかもしれません。極先調子で胴はチューブラー、リールシートは直付けでワンピースっていうのが構造的には一番感度が良いかもしれませんが、竿によって素材や調子が違うから、やはり一本一本手にとって感触を確かめてみる、そして実際は実釣で使ってみないと分からないというところだと思います。和竿の場合は構造上、先はソリッドを使うことが多いですが、胴は天然のチューブラーで竹にリールシート直付けです。素材は布袋竹より細身で張りのある丸節竹っていうのが感度抜群。鯨穂先は感度が鈍くなりますが、独特の持ち味があるので敢えて使ったりしてます。余りにも感度が良すぎてアクションが直接伝わる竿より、少し柔らかめでアクションが伝わるのにタイムラグがあるような竿の方が余裕のある釣りが出来るというのもあるでしょうね。これは本当に各人の釣り方と好みの世界ですから、自分に合うから他人に合うかと言えばそういう話では無いと思います。私の場合、シロギス・カワハギなどでは柔らかめの竿でオーバーアクションする方が好みで、掛けてからも良く曲がる竿の方がどちらかと言えば好きです。柔らかいと言っても程度問題で、やっぱり水深あるときや速潮のときは厳しかったりしますけど。私の場合は「好き」と「釣れる」は違うかもしれませんが、その人が気に入った竿がその人には一番の名竿になることでしょう。

ホーム目次前のページ次のページ