風のDiary
2010.12.6.Mon.
UTAU

ひょんなことからチケットが手に入ったので、
昨日は、坂本龍一と大貫妙子のコンサートに出かけた。
『UTAU』というアルバムもリリースされている。

坂本龍一の『未来派野郎』のコンサートに出かけたのが
今調べたら1993年のことだから、17年ぶりか。
髪もすっかり白髪になって、ある意味いい感じ。
音もずいぶん自在になって、聞こえる音だけではなく、
たぶん聞こえない音のほうへの奥行きが出ている感もある。
しかし、この二人の会話の聞こえないこと・・・ぼそぼそ。
でもまあ、いいかという感じ。

なんだかんだいいながら、即かず離れず・・・という感じで、
i-Podにもずいぶん坂本龍一のアルバムが入っている。
最近のものでいえば、『out of noise』を今でもたまに聴く。
大貫妙子のアルバムもずいぶん手元にあったりする。
フェビアン・レザ・パネの参加しているのがとくにいい。

フェビアン・レザ・パネといえば、
鈴木大介の『夢/ギター協奏曲〈北の帆船〉』にも
参加していたのが印象に残っている。
ガムラン風の柔らかい響きのピアノの「織りなす魔法の踊り」。

音楽といえば、今年も来年3月の
「高知バッハカンタータフェライン第14回演奏会」の
チラシを頼まれたので友情制作。
3つほどプランを考えてみたなかから、
メンバーのみなさんの意見でどれをつくるかが決まる。
(今夜練習があるそうなので、その場で決まることになるのだろう)
そういえば、もう14回目になる。
バッハのカンタータを中心にした演奏会で昨年は『ロ短調ミサ』。
来年はカンタータ78番、45番とミサ曲ヘ長調。
バッハの宇宙はぼくのいちばん大事な音楽なので、毎年協力できるのが楽しい。