「Eer ende lof heb d'aventuer」
今日の音楽は、フランダースかオランダで、中世の終わり頃、
14世紀に活動した音楽家、マルティヌス・ファブリ(Martinus Fabri/亡くなったのは1400年の5月頃)。
アルス・スブティリオルでは、まだ作者未詳の曲はあれこれあるんですけど、
作曲家のわかるものとしてはそろそろネタも在庫が底をついてきたようなので、これが最後になりそうです。
明日からは、今の予定では、ルネッサンス時期あたりでまだご紹介していなかったものなどを考えています。
さて、マルティヌス・ファブリの作品は完全な形で4つのバラード作品が残っています。
その2つがフランス語のテクストで、アルス・スブティリオル様式で3声。
ほかの2作品はオランダ語のテクストで、シンプルな音節で構成されています。
それでは、オランダ語のほうのシンプルな曲、「Eer ende lof heb d'aventuer」。
演奏は、the Egidius Quartet (Egidius Kwartet)。
http://www.youtube.com/watch?v=ZVJhMOVqEZ8 |