エステバン・ダサ |
2013.5.3 |
「Gritos dava la morenica」 今日の音楽は、先日ご紹介したスペインの「ビウエラ七人衆」の最後の一人、16世紀後半に活躍したビウエラ奏者のエステバン・ダサ(Esteban Daza/ 1537頃-1590頃)。 1576年、バリャドリードで「『エル・パルナーソ(パルナッソス山)/Libro de musica en cifras para Vihuela, intitulado el Parnasso」』と題されたビウエラのための譜本を刊行しているが、このダサはビウエラ譜本を出した7番目で最後の人。 「ダサの譜本は、国王に献呈されたのでも貴族に献呈されたのでもなく、はたまた誰か有名人に献呈されたのでもなく、ダサにとっての理想の暮らしとか、音楽仲間と音楽を奏でながら四方山話をし、今日も楽しかったね、と一日を終えることだったのです。ミランやナルバエスのような、ダサからみれば「大作曲家」の末裔に自分がつながっていく、などということは考えたこともなかったでしょう。」 それでは、「Gritos dava la morenica」。 http://www.youtube.com/watch?v=b5fCOZr-zzI 続いて、「Dame Acogida En Tu Ato」 |