オルランド・ディ・ラッソ

2013.4.26

「Lauda anima mea Dominum」
「Salve Regina」
「Missa Venatorum」

今日の音楽は、後期ルネサンスのフランドル楽派の作曲家の
オルランド・ディ・ラッソ(Orlando di Lasso:イタリア語形)、オルランドゥス・ラッスス(Orlandus Lassus:ラテン語形)
(1532年頃 現ベルギー、エノー州のモンス- 1594年6月14日 ミュンヘン)。

16世紀末のヨーロッパでは最も有名で最も影響力を振るった作曲家で、
パレストリーナと並んで、フランドル楽派のすぐれたポリフォニー様式を代表する作曲家のひとりと見なされている。

1556年、バイエルン公アルブレヒト5世の招きを受け、宮廷楽団のテノール歌手として活動を始め、ミュンヘンの宮廷指揮者に。
1563年には楽団長になり、1594年ミュンヘンで亡くなった。
後期ルネサンスでは最も多作な世界的作曲家で、全部で2000あまりの作品のうち、
ラテン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語の声楽曲があらゆるジャンルにわたって作曲されている。
その内訳は、多数のミサ曲、530曲のモテット、175曲のマドリガーレとヴィッラネッラ、150曲のシャンソン、90曲のリート。

ちなみに《狩人のミサ曲》のベネディクトゥス楽章(Missa Jager (Venatorum) Benedictus)は、
サイモン&ガーファンクルがデビュー・アルバムの中で歌っていたりもする。

それでは、「Lauda anima mea Dominum」。
演奏は、Currende & I Fiamminghi,Dir : Erik Van Nevel

http://www.youtube.com/watch?v=KTiUfaKjmyQ

続いて、「Salve Regina」。
演奏は、The Tallis Scholars。

http://www.youtube.com/watch?v=2fINR0Ly_qg

そして、最初にふれた《狩人のミサ曲》のベネディクトゥス楽章(第3楽章)の入っている
「Missa Venatorum」(1 - 'Kyrie'; 2 - 'Gloria'; 3 - 'Benedictus', Roland de Lassus's Missa Venatorum)
演奏は、Christ Church Catherdral Choir & Stephen Darlington。

http://www.youtube.com/watch?v=I_9we_OWvZc