クロード=ベニーニュ・バルバトル

2013.4.3

「ラ・デリクール(La d'Héricourt)」
「ラ・ド・カーズ(序曲 La De Caze)」

今日の音楽は、フランスの作曲家、オルガニスト、ハープシコード奏者の
クロード=ベニーニュ・バルバトル(Claude-Bénigne Balbastre/1724.12.8 ディジョン- 1799.5.9 パリ)。

オルガニストの父親から音楽を学び、後にクロード・ラモー(ジャン=フィリップ・ラモーの弟)に師事。
1750年にパリへ渡った後1755年にコンセール・スピリチュエルでデビュー。
1760年にはノートルダム大聖堂のオルガニストに就任。
1776年にはルイ16世の弟プロヴァンス伯(後のルイ18世)付きのオルガニストに指名され、
マリー・アントワネットにもクラヴサンの指導を行う。
フランス革命の勃発によりその地位を失い、
晩年はラ・マルセイエーズ、サ・イラなどの革命歌を編曲しつつ貧困のうちに没することになる。

それでは、「ラ・デリクール(La d'Héricourt)」(クラヴサンのための小品集 第1集より)。
演奏は、Ernst Stolz(harpsichord)。

http://www.youtube.com/watch?v=jm2hrILmrJY

続いて、「ラ・ド・カーズ(序曲 La De Caze)」(クラヴサンのための小品集 第1集より)。
演奏は、Luigi Chiarizia(clavecin)。

http://www.youtube.com/watch?v=Hmq96os1O6Y