アントニオ・カルダーラ

2013.3.12

「チェロソナタイ短調」
「「キリストの足元のマグダラのマリア」
「トリオソナタホ短調」
「Spera, consolati」(「キリストの足元のマグダラのマリア」から)

今日の音楽は、歌劇と宗教曲の両面において重要なイタリア・バロック音楽の作曲家、
アントニオ・カルダーラ(Antonio Caldara/1670 ヴェネツィア - 1736.12.28 ウィーン)。

1699年、マントヴァ公フェルディナンド・カルロの招聘を受け、マントヴァ公ゴンザーガ家の宮廷楽長に
。1707年、ローマに移り、ルスポリ大公(Ruspoli)の宮廷楽長に就任。
1716年には、ウィーンの宮廷副楽長に就任し生涯その地位にあった。
なお、ミサ曲に関して、バッハの《ロ短調ミサ曲》へ影響を与えているという話もある。
たしかに、イタリアのバッハという感じの曲がたくさんある。要チェック。

それでは、「チェロソナタイ短調(Cello sonata in A minor)」
(I. LargoII. AllegroIII. Aria: LarghettoIV. Allegro e spiritoso)
演奏は、Cello: Gaetano Nasillo,Cello II: Sara Bennici,Harpsichord: Luca Guglielmi。

http://www.youtube.com/watch?v=eppQ9PjmNnI

続いて、「キリストの足元のマグダラのマリア(Maddalena ai piedi di Cristo - "Pompe inutili"」
演奏は、Orchestre de la Schola Cantorum Basiliensis(Maria Cristina Kiehr, soprano/dir. René Jacobs)。

http://www.youtube.com/watch?v=MwiW4kE5k_U

以下、おまけ2つ。

「トリオソナタホ短調(Trio Sonata in E minor)」。
演奏は、 Parnassi Musici。

http://www.youtube.com/watch?v=cz4sYC2zsP0

Andreas Scholl( countertenor)で、「Spera, consolati」(「キリストの足元のマグダラのマリア」から)

http://www.youtube.com/watch?v=vX231VcGcOY&list=PLA35C5DED4C49C6BA