「神々の修辞学」より、「Prelude&Orphee」
「パヴァーヌまたはラケット氏のためのトンボー」
「Gigue」

今日の音楽は、フランスのリュート奏者・作曲家のドゥニ・ゴーティエ（Denis Gaultier/1603 - 1672）。

従兄にエヌモン・ゴーティエがいて、二人を区別するために
ドゥニ・ゴーティエは「若きゴーティエ」と呼ばれたが、よく間違われていたそうだ。
宮廷楽団員を務めたことはなかったものの、サロンでの演奏を通じて名声を得る。

作品は、主にリュートのための舞曲組曲。以下の3つの曲集が出版されている。
《神々の修辞学 La rhétorique des dieux》（1652年、12の旋法を用いた組曲集）、
《新しい3つの様式によるリュート曲集 Pièces de luth sur trois différens modes nouveaux 》（1670年ごろ）、
《ゴーティエ氏とその従弟で若きゴーティエ氏によるタブラチュア集
Livre de tablature de Mr. Gaultier Sr. de Nève et de Mr. Gaultier son cousin》（1672年ごろ）。

それでは、「神々の修辞学（La rhétorique des dieux）」より、「Prelude&Orphee」。
演奏は、Saius Hera（lute)。

http://www.youtube.com/watch?v=Bt10ZL7Xjog

続いて、「パヴァーヌまたはラケット氏のためのトンボー（Pavane ou Tombeau de Mr Raquette）」。
演奏は、Xavier Cauhépé。

http://www.youtube.com/watch?v=oiLo_4Zve3c

そして、「Gigue」。
演奏は、higeo MITO(Lute,リュート)。

http://www.youtube.com/watch?v=D6OLEP3Er84