ミシェル・ブラヴェ

2013.2.17

「フルート協奏曲 イ短調」
「フルートソナタ第2番ニ短調」
「フルート・ソナタ ト短調」

今日の音楽は、フランス・パリのコンセール・スピリチェルで活躍した
フルーティスト・ファゴット吹きで作曲家の
ミシェル・ブラヴェ(Michel Blavet/1700.3.13ブザンソン - 1768.10.28)。

木地屋(轆轤師)の家庭に生まれ、
40歳までルイ15世の私的な楽団やパリのオーケストラで首席フルート奏者を務めた。
テレマンやクヴァンツが絶賛したという。
普通とは逆に左向きに握ってフルートを吹いたと言われている。
コンチェルトがひとつとソナタ集3巻が残されている。
ぼくがはじめてブラヴェを聴いたのは、有田正広さんの演奏。
現代のフルートではなく、木製のフラウト・トラヴェルソの音色に魅せられたのを今でもよく覚えている。
ほんとうはその有田正広さんの演奏をご紹介したいところだけれど、残念ながら、YouTubeでは見つからず。

それでは、ブラヴェの「フルート協奏曲 イ短調(Flute Concerto in a-minor)」Part Iを。
演奏は、Ernst-Berghard Hilse(transverse flute),
Stephan Mai & Ulrike Hammer(violins), Karin Liersch(tenor viola da gamba)。

http://www.youtube.com/watch?v=4RPO96P-88Y

続いて、「フルートソナタ第2番ニ短調(Flute Sonata No.II in D minor)」 1/2
(I. La Vibray: Andante/II. Allemanda: Allegro)。
演奏は、Vladislav Brunner(Flute),Juraj Alexander(Violoncello),
Alexander Cattarino (Harpsichord)。

http://www.youtube.com/watch?v=X_e8rPPXXdc

そして、「フルート・ソナタ ト短調 作品2の4 Ciciliana「ルマーグ」
(Sonata IV op.2 "La Lumagne"): Siciliana」を、
フルートではなく、チェロ(Rudy Froyen)とピアノ(Franco Di Nitto)演奏で。

http://www.youtube.com/watch?v=m4jmHzQ6HJs