ルイ=クロード・ダカン

2013.2.7

「カッコウ(Le Coucou)」
「楽しいロンド(L'Amusante Rondeau)」
「スイスのノエル(Noël Suisse)」

今日の音楽は、ルイ=クロード・ダカン(Louis-Claude Daquin/1694.7.4- 1772.6.15)。
ルイ=クロード・ダカンは、オルガンやクラヴサンの練達の演奏家としても有名なフランスの作曲家。
パリの音楽家・楽器製造家の一族に生まれ、幼少期から神童といわれ、6歳でルイ14世の御前演奏を行なう。
12歳で、プチ・サンタントワーヌ教会オルガニストに就任。
1727年には、サン・ポール教会オルガニスト、それから5年後にはコルドリエ教会オルガニストに、
そして1739年には王宮オルガニストに着任、1755年にはノートルダム大聖堂オルガニストの称号を手にするなど、
なかなかのやり手だった感じがする。
残っている作品は、4つのクラヴサン組曲、オルガン及びクラヴサンのためのノエル集、
カンタータ、air à boire(酒飲み唄) など、そのなかでも「カッコウ」と「スイスのノエルNoël Suisse 」が知られている。

それでは、ルイ=クロード・ダカンの「カッコウ(Le Coucou)」を。
ピアノ演奏は、Dame Moura Lympany。映像に鳥の絵(Keulemans, Martinet, Audubon )があって楽しめる。

http://www.youtube.com/watch?v=9aBnuNfmtN0

続いて、「楽しいロンド(L'Amusante Rondeau)」。
ハープシコードの演奏は、Ernst Stolz。

http://www.youtube.com/watch?v=PoD2I9l_vUM

そして、「スイスのノエル(Noël Suisse)」。

http://www.youtube.com/watch?v=xzbnV5LjMus