「エコー・ファンタジー(Echo fantasia)」
「トッカータと聖歌23番(Toccata and Psalm XXIII)」
「半音階的ファンタジア(Fantasia Chromatica)」
今日の音楽は、ルネサンス音楽の末期からバロック音楽の最初期の音楽家、
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(Jan Pieterszoon Sweelinck/1562.4 - 1621.10.16)の作品を。
スウェーリンクは、アムステルダム生まれのオランダの作曲家・オルガニストで、
対位法の複雑さや洗練においてバッハ以前の鍵盤音楽を代表し、
北ドイツ・オルガン楽派を育てたネーデルラント鍵盤楽派の発展の頂点にいるといえる存在。
イタリアでいえば、フレスコバルディに匹敵する。
それでは、スウェーリンクの「エコー・ファンタジー(Echo fantasia)」を。
「エコー・ファンタジー」というのは、バロック趣味で、
「エコー」=「こだま」の効果を巧みに楽曲に取り入れたものだとのこと。
オルガン演奏は、Matteo Imbruno。
http://www.youtube.com/watch?v=Z05pGC2SlAE
続いて、「トッカータと聖歌23番(Toccata and Psalm XXIII)」。
ヴィオラ・ダ・ガンバの演奏は、Ernst Stolz。
http://www.youtube.com/watch?v=KQw3wo08bbM&list=PLA22986CF44E661D9
そして、「半音階的ファンタジア(Fantasia Chromatica)」。
ハープシコード演奏は、Glen Wilson。
http://www.youtube.com/watch?v=c2cF9DSz9IY |