「パッヘルベルのカノン」
「シャコンヌ ヘ短調」
「ガヴォット嬰ヘ短調」
「フーガニ短調」
今日の音楽は、ドイツ・バロックの作曲家、
ヨハン・パッヘルベル(Johann Pachelbel/1653.9.1(受洗) -1706.3.9)の音楽を。
ヨハン・パッヘルベルは、南ドイツ・オルガン楽派の最盛期のオルガン奏者。
宗教曲・非宗教曲を問わず多くの楽曲を制作、コラール前奏曲やフーガの発展に大きく貢献した。
現在最も有名なのは、「パッヘルベルのカノン」(Canon in D) で、
クラッシックに限らず、いろんなジャンルで演奏されることも多いが、これはパッヘルベルの唯一のカノン。
その他の作品としては、シャコンヌ ヘ短調、トッカータ ホ短調などのオルガン曲、鍵盤楽器用の変奏曲集『アポロンの六弦琴』など。
パッヘルベルの音楽へ影響を与えている作曲家として挙げられるのは、
南ドイツの作曲のヨハン・ヤーコプ・フローベルガーやヨハン・カスパール・ケルル、
イタリアの作曲家のジローラモ・フレスコバルディ、アレッサンドロ・ポリエッティ、
そしてフランス、ニュルンベルク楽派などの作曲家など。
パッヘルベルの音楽は技巧的ではなく、旋律的・調和的な明快さを強調した、明快で単純な対位法を好んで用いたが、
反面、ブクステフーデのようにに多様なアンサンブルの実験も行った側面もあるということである。
それでは、ヨハン・パッヘルベルではもっとも有名な「パッヘルベルのカノン」(Canon in D) を。
演奏は、「San Francisco Early Music Ensemble Voices of Music」
(Featuring Katherine Kyme, Carla Moore & Cynthia Freivogel, baroque violin; Tanya Tomkins,
baroque cello, Hanneke van Proosdij, baroque organ; David Tayler, theorbo.)
http://www.youtube.com/watch?v=JvNQLJ1_HQ0
続いて、「シャコンヌ ヘ短調(Chaconne F Minor)」。
「パッヘルベルのカノン」ほど知られてはいませんが、なかなかの名曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=Na5VT9Dmsg8
そして、ピアノ演奏で、美しいメロディーの「ガヴォット嬰ヘ短調Gavott n F-sharp minor」を。
http://www.youtube.com/watch?v=FNhJ6j4VsS4
そして、オルガン演奏による「フーガニ短調(Fugue in D minor)」も。
http://www.youtube.com/watch?v=VSdMl5nqYrs
これもとても美しいメロディーなので、ピアノ演奏で「ジーグ 嬰ヘ短調(Gyque in F-sharp minor)」を。
http://www.youtube.com/watch?v=ybYe3Btde04&playnext=1&list=PL5BAD64EB25B1BD1F&feature=results_video
おまけで、上原ひろみが演奏している「パッヘルベルのカノン」を。
http://www.youtube.com/watch?v=FKGwIjqdm3A |