沖縄の音楽

2013.1.10

知名定男『月ぬ美しゃ』(八重山民謡)
嘉手苅林昌『海ぬチンボーラー 』
大島保克『イラヨイ月夜浜~赤ゆら~流星~くいぬぱな』

今日の音楽は、昨日に続いて沖縄の音楽を。
まず、朗々とした歌声の知名定男(ちな・さだお/1945.4.21-)で『月ぬ美しゃ』(八重山民謡)。
知名定男は、ネーネーズの育ての親でもある。10代前半で登川誠仁に弟子入りし、12歳でデビュー。
26歳の時にリリースの「うんじゅが情どぅ頼まりる」が、沖縄で大ヒット。
その後、レゲエやロックなどのエッセンスなども入れるなどしながら、伝統に新たな血を導入している。

http://www.youtube.com/watch?v=LvPT9MmDBXM

続いて、 嘉手苅林昌(かでかる・りんしょう/1922.7.4-1999.10.9)の『海ぬチンボーラー 』。
飄々とした声が魅力の嘉手苅林昌は、沖縄民謡界の草分け的存在。
ぼくの手元にも、『風狂歌人~ザ・ベスト・オブ嘉手苅林昌~』というアルバムがあるが、
実際、「風狂の歌人」とも呼ばれるような言動をするところがあるとか。
ちなみに、1996年には神の島、久高島で、ぼくの好きなトランペッター近藤等則と共演していたりもする。

http://www.youtube.com/watch?v=OlPV_jKrVWY

そして、大島保克(おおしま・やすかつ 1969-)の
『イラヨイ月夜浜~赤ゆら~流星~くいぬぱな』(4曲ダイジェスト)。
大島保克は、沖縄県石垣島出身、三絃を携えたシンガー・ソングライター。
沖縄出身のグループ、BEGINのメンバーとは高校の同級生。
93年、1stアルバム『北風南風』でプロ・デビュー。
「イラヨイ月夜浜」はBEGINの比嘉栄昇との共作で、自身の代表曲。
加藤登紀子、夏川りみなどにもカヴァーされている。

http://www.youtube.com/watch?v=rfm8-F0UVIE