ツトム・ヤマシタ「Mysteries of Love 愛の神秘」「Beauty」

2012.12.11

ツトム・ヤマシタ
「Mysteries of Love 愛の神秘」
「Beauty」
「Fantasy of Sanukite Stomu Yamashita」
高野山ライヴ映像『1150年の合奏』

今日の音楽は、京都市出身の打楽器奏者、作曲家、
キーボーディストのツトム・ヤマシタ(1947.3.15)の音楽を。
最初は打楽器奏者として活躍。
1971年にパーカッションによるアルバム「ツトム・ヤマシタ」を発表。
その後は映画音楽やバレエ音楽も手がけるが、
その後、ロックアルバムを発表し、
そして日本(高野山・サヌカイトなど)へ・・・という感じ。

ぼくがいちばん最初にツトム・ヤマシタの音楽を知ったのは、
打楽器奏者としてでもなく、
ロックアルバムの『GO』1971や『GO TOO』1977ではなく、
『いろは天・地』1981だった。
これは2枚組の、もちろんアナログのLPレコードで、
真言宗総本山・東寺の協力で読経や声明がサンプリングされたりしている。
アルバムの1枚目「天」は、
「開鐘 Opening -入音 Chanty-心経 Sutra-天地創音 Organic tone-礼歌
Kyrie-真言 shingon - 光音転生 Photone」という構成。
それをご紹介しようと思ったけれど、そのアルバムはYouTubeでは見つからなかった
(最後にご紹介する高「高野山ライブ」が内容的には近いけれど、後で)。
ちなみに、『いろは天・地』に続いたシリーズに
『水』1982『火』1983『五大』1983がある。
その後、サヌカイトによる音楽のシリーズもある。
『太陽の儀礼VOL.2 サヌカイトの幼想』1990『太陽の儀礼VOL.1 久遠之今』
1993『太陽の儀礼VOL.3 神々のささやき』1997。

ということで、『いろは天・地』を知ってから後に知って好きになった
アルバム『GO TOO』1977から、「Mysteries of Love 愛の神秘」を。
久しぶりに聴く。とても懐かしい。70年代の香りがぷんぷんしている。
このプロジェクトには、クラウス・シュルツェ、アル・ディ・メオラ、
スティーヴ・ウィンウッド等が参加している。名盤である。

http://www.youtube.com/watch?v=SoRSyUsC78E

続いて、同じアルバムから「Beauty」。これも、懐かしい。名曲。

http://www.youtube.com/watch?v=kh8QOxb3D2M

そして、サヌカイトの演奏を映像付きで。
「Fantasy of Sanukite Stomu Yamashita」

http://www.youtube.com/watch?v=Hm1hYu4vXxQ

最後に、『1150年の合奏』。弘法大師御入定1150年にあたる
1984.5.30に行われた高野山ライブの模様を。

http://www.youtube.com/watch?v=dptV35w2YuQ